- 2011-07-22 (金) 22:48
釣るにはまずメバルを知ろう!
メバルをルアーで釣りたいと考える時に一番大事なのは、メバルが居る場所に行くことですよね。
当たり前の事ですが、時期、潮、風、水温、ベイトなど色んな要因でメバルが「着く」ポイントが決まります。
どんな場所を好むのかを知る=メバルの習性を知る、ことが良い釣果をあげる早道につながります!
メバルの種類と傾向
釣って楽しい、食べて美味しいメバル。
正式には、アカメバル・クロメバル・シロメバルの3種。胸鰭軟条の数で見分けます。
釣れたメバルの体色で「金、赤、ブルー、黒、白、茶」じゃダメかな?w
- アカメバル
沿岸の岩礁域に生息。金メバル、藻メバルと呼ばれるものもこの種。胸ビレの軟条数は15本。
基本湾外を好みますが、湾内では藻や障害物に着くので、ルアーはタイト目に通す必要があります。
最大サイズは約35cm。私が伊豆のゴロタで追っかけてるのはコイツです。 - クロメバル
岩礁域に生息。磯、防波堤でよく釣れる種。胸ビレの軟条数は16本。
湾内に生息しますが大きくなってくると湾外へと出て行きます。
表層で喰う傾向が強いので、ハードルアー(プラッギング)に適しています。
沖を回遊している群れは背が青く、ブルーバック、青地、サバメバルなどと呼ばれます。
最大サイズは約30cm。 - シロメバル
湾内の岩礁域の岩孔に小規模の群れを作っていることが多い種。胸ビレの軟条数は17本。
体色は茶色っぽい感じが多く、港湾の釣りで一番見かける事が多い種類かも。
中層〜ボトムに居ることが多い。
湾内ではテトラの穴や岩の間に潜んでいるので、障害物をタイトに攻めることになります。
最大サイズは約40cmになるらしいですが…
メバルの生態
港湾の釣りでよく見かけるのは20cmほどまでです。
しかしポイントや釣り方、タックルの進化などで、陸っぱりからでもいわゆる「尺メバル」が釣れることも珍しいことではなくなってきました。メディアの力も大きいですよね〜
「目張」と書くように大きくクリっとした、かわいらしい目が特徴です。
25cmを超えた位から、背の隆起が目立ちゴツくていかつい風貌になって行きます。
卵胎生で、冬に交尾したメスは1ヶ月後くらいに数千匹の稚魚を産みます。
稚魚は成長するまで海藻の間などに大群を作って暮らします。メバルのスクールってやつですね w
先ほど述べた体色ですが、生活環境に依存する部分が大きく、見た目の体色=種類、ではありません。
食性は肉食で、ゴカイなどの多毛類、アミなど小型の甲殻類、小魚などを捕食しています。
動くものに襲いかかる習性があるため、ルアーフィッシングに適しています。
生態からみた釣り方の基本
一年を通して狙える魚ですが、釣りやすいのは水温の低い時期。
一般的には水温が下がり出す晩秋から初冬、産卵前後の初春から初夏にかけてが盛期です。
またの名を春告魚というように旬は春とされています。
テトラや防波堤の敷石周り、磯に住み着いています。藻の切れ目も狙い目です。
潮が当たるようなところや流れ着く先、潮が緩むところで、上を向いて餌を待ち受けています。
なので「メバルは凪を釣れ」とは言いますが、潮は動いていないと活性は上がりません。
むしろ警戒心が解けるくらい波っ気のあるほうが実績は高かったりします。
昼間のメバリングも成立しますが、夜行性ですのでナイトゲームに分があります。
食味は脂肪が少なく淡白な白身魚で、煮付け・塩焼き・唐揚げ・刺身など何でも合います。
群れで行動するので、あたれば爆釣の可能性も!でも持ち帰りは食べる分だけにしましょーネ。
「メバル大全」サイトマップ
コメント:1
- ****** 18-11-28 (水) 12:28
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